ベロタクシー会津きたかた

2011年10月04日

やる気がでた!行政視察報告(苫小牧・岩見沢・富良野)について

■苫小牧市(9月26日)

林業の再生・活性化及び雇用創出の調査

 1.林業再生と活性化の背景と概要
 山林事業、建材関連事業の中核をなす株式会社イワクラは近年、林地残材や切捨て枝、風水害などで出た木材を活用したパーティクルボード(木材の小片を接着剤と混合し熱圧成型した木質ボード)や再生木材を活用したペレット製造を行っている。

 2.製造技術について

林地に放置されたままであれば、腐朽する残材や建築廃材、信太の廃木質を主原料に作られたリサイクル木質板であるパーティクルボードは、ドイツから技術を導入し「イワクラホモゲン」という製品になり流通している。

 3.環境にやさしい取組み

 イワクラホモゲンも製造時に様々な形で二酸化炭素を排出するが、年間5万トンにも及ぶ削減に貢献していることからリサイクル推進功労者表彰や内閣総理大臣賞を受賞している。
震災の瓦礫に持ち込んでほしいという。


■岩見沢市(9月27日)

 省力・多収・低コスト新水稲技術(乾田直まき等)について調査した。

 1.現状と作付動向、収量について

 直播栽培面積は北海道1000 ha中、湛水570ha、乾田430ha。比較すると20ha規模で10a当り生産費湛水87245円、乾田88627円。10a当り湛水9.3時間、乾田8.6時間。乾田の場合、作業機は麦、大豆と共用可。播種効率が高い。業務用米のような多収が可能。

 2.生産指導体制について

 空知農業改良普及センターとJAが連携し巡回指導を徹底し生産者へは携帯メール、FAXによる定期、緊急、営農の情報を配信、迅速な現地対を行っている。また、「直まき10俵どり指南書」を遵守させ収量を維持している。

 3.所得低下が著しい移植水稲

 転作率は約5割、深刻な高齢化と担い手不足により移植水稲、その機械費用に低減維持が困難。このままでは所得低下を食い止めることは不可能であり生産技術の見直しが必要だった。

 4.水田地帯の新たな経営環境について

 畑の連作障害、露地野菜の収量低下、水稲部門の所得低下など生産技術の見直しを迫られ、空知型輪作体系が確立。所得の上がりにくい移植水稲を全て乾田直播に置き換える経営改善。すべての水田が輪作可能な、団粒構造を破壊していない畑の状態で、水稲育苗の労働がなくなった。しかし、大胆な農業経営の発想の転換が迫られるため覚悟が必要である。


■富良野市(9月27・28日)

中心市街地活性化と観光振興について

 1.中心市街地活性化基本計画の策定について

 平成13年に策定し、土地区画整理事業、再開発事業でまちなか居住を目指した公営住宅と健康増進施設となる活性化センターを整備、平成19年には商店街の集客力を高めるコンパクトシティを形成するため富良野市中心市街地活性化協議会(法定協議会)を設置、平成20年には内閣府より基本計画の認定を受けTMOである「ふらのまちづくり会社」が「フラノ・マルシェ」を平成22年にオープン開設以来40万人を超える利用がある。



 2.10年毎の観光振興計画を整備

 富良野市観光を取り巻く状況を泊数、観光入込数にて調査しSWOT分析による観光の課題を整理し国の動きに敏感な戦略を打ち出している。

 3.具体的数値目標を掲げる

 ユニークな数値目標、総宿泊延数を70万泊にします。観光客のリピーター率を60%にします。宿泊客数調査を月一回にします。観光認定ガイドを100人にします。日帰り客消費単価を一万円にします。など平成29年までに達成する目標である。



 4.花でもてなす6次産業

 小さな町民スキー場などの丘陵にベゴニア・サルビア・マーガレット・マリーゴールド・ひまわりなどを咲かせ食や加工品を提供し冬場以外の維持費を捻出している。また、ひまわりに関しては、土にすきこみ緑肥として活用している。




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 この度の行政視察に関して、盆地気候、降雪、観光と農業の6次化など共通する点が多く喜多方市の施策、会津米沢広域観光圏の位置づけなどの面でも類似点が多々見られた。

 林業の再生においては、林地残材、建築廃材の再利用を完全に行うこだわりと技術、震災や豪雨風水害の廃材ガレキを活用する点でも各地での廃材地産地消が必要になってくる。

 農業の再生に関して今回の着眼点は、新しい水稲技術というよりも、戦前の日本では直播きが主流だったことを思い返し、担い手に喜びを与え地域をよみがえらせるという点で、乾田直播きは有効だと強く感じました。。

 観光振興に関して、喜多方において今後10年間の観光振興計画が公開されていないことが、観光産業を成り立たせようとしている当市においては、一番の欠点であり多くの関係者の目的意識の向上を促すことを阻害している原因かもしれません、また、一つ一つのコンテンツは日本中引けをとらないモノへのアクセスする面的整備が行われないのも振興計画が都市マスタープランや総合計画と連動していないからだと感じた。

 2年前くらいにJTBFが喜多方市に提言したはずだが、活かされていないのか?!

 再調査の必要ありですね。。。


 まちなか回遊のためのルートである「歴ミチ」が、つぎはぎだらけで、車が通ると割れた石板の破片がタイヤにはじかれ通学路の児童に飛んでいったり、民家のガラスに当ったり、根本的な行政の管理と業務執行に問題があるのではないのか?!


 私たちは、この地に暮らしていくのだから、それらを改善できるよう監視し、暮らしていく自分たちが誇れるマチにしていきたいものです。
posted by velostyle at 15:18| 福島 ☁| Comment(0) | ■何とかせねば喜多方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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